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有福温泉 外湯めぐり

(ありふく おんせん そとゆ)

石段の町で楽しむ癒しの湯巡り

有福温泉は、1300年以上の歴史を誇る山陰の名湯として知られ、その魅力のひとつが「外湯めぐり」です。温泉街には趣の異なる3つの公衆浴場が点在しており、日帰りでも気軽に温泉を楽しむことができます。石段や坂道が続くレトロな町並みの中で、それぞれ異なる湯の魅力を味わえる贅沢な時間が広がっています。

3つの外湯の魅力とは

現在、有福温泉には御前湯・やよい湯・さつき湯の3つの共同浴場があり、それぞれ異なる雰囲気と湯加減が特徴です。いずれも源泉かけ流しの湯で、肌にやさしい「美人の湯」として多くの人に親しまれています。かつては旧湯や桜湯なども存在していましたが、現在はこの3つが温泉街の中心的存在となっています。

御前湯 ― レトロな風情としっかり温まる湯

大正ロマンを感じるシンボル的存在

1928年(昭和3年)に建てられた御前湯は、タイル張りの外観が特徴的で、有福温泉を象徴する外湯として知られています。どこか懐かしさを感じるレトロな建物は、大正ロマンの雰囲気を色濃く残しています。

しっかり温まるやや熱めの湯

3つの外湯の中で最も温度が高く、寒い季節には特におすすめです。深めの浴槽で体の芯から温まることができ、湯上がりにはしっとりとした肌触りを実感できます。館内には昔ながらの番台があり、2階には休憩スペースも設けられているため、ゆったりと過ごすことができます。

営業時間:7:00~22:00(最終受付21:30)
定休日:毎週火曜日(年末年始は営業)

さつき湯 ― 木のぬくもりに包まれる癒しの湯

温泉街に溶け込む素朴な外観

さつき湯は、木造平屋建ての温かみある外観が印象的な外湯です。温泉街の中央に位置し、周囲の景観に自然に溶け込んでいます。昔ながらの湯治場の雰囲気を色濃く残し、地元の人々にも長く愛されています。

入りやすい温度でゆったり入浴

御前湯よりややぬるめの湯温で、長くゆったりと浸かることができるのが特徴です。源泉かけ流しの湯はなめらかな肌触りで、日々の疲れを優しく癒してくれます。観光客だけでなく、地元の方々の日常の癒しの場としても親しまれています。

営業時間:10:00~21:00(最終受付20:30)
定休日:毎週木曜日

やよい湯 ― のんびり過ごす優しい湯

最もぬるめで長湯に最適

やよい湯は、3つの外湯の中で最もぬるめの温度設定となっており、ゆっくりと時間をかけて入浴したい方におすすめです。体への負担が少なく、リラックスしながら温泉を楽しめるのが魅力です。

素朴で親しみやすい雰囲気

施設はシンプルで家庭的な雰囲気があり、地域の人々に親しまれてきた歴史を感じることができます。浴槽は比較的浅めで、静かな時間の中でじっくりと温泉と向き合うことができます。ただし、長時間の入浴による湯あたりには注意しながら楽しむことが大切です。

営業時間:10:00~21:00(最終受付20:30)
定休日:毎週金曜日

外湯めぐりの楽しみ方

有福温泉では、石段や坂道を歩きながら外湯を巡るのが醍醐味です。温泉街全体がコンパクトにまとまっているため、徒歩で気軽に移動でき、それぞれの湯を比較しながら楽しむことができます。温度や雰囲気の違いを感じながら巡ることで、自分に合ったお気に入りの湯を見つけることができるでしょう。

また、いずれの温泉もアルカリ性単純温泉で、神経痛や筋肉痛、疲労回復などに効果が期待されるほか、肌がつるつるになることから「美人の湯」としても人気です。観光の合間に立ち寄るのはもちろん、湯治としてゆっくり滞在するのもおすすめです。

有福温泉ならではの癒しの時間

石段の町並みとレトロな外湯が織りなす風景は、どこか懐かしく、訪れる人の心を穏やかにしてくれます。忙しい日常を離れ、静かな山あいの温泉地で過ごす時間は、まさに心と体を整えるひとときです。

有福温泉の外湯めぐりは、単なる入浴ではなく、歴史・風情・自然を五感で味わう体験です。それぞれの湯に浸かりながら、ゆったりとした時間の流れをぜひ感じてみてください。

Information

名称
有福温泉 外湯めぐり
(ありふく おんせん そとゆ)

浜田・有福温泉

島根県