隠岐・海士町近海で漁獲された魚介類を使って食材を作る「ふるさと海士(あま)」が製造する“海士乃塩”は、日本名水百選の“天川の水”が流れ込む保々見湾の海水から作られた隠岐の島育ち。塩作りの要となる海水の濃縮は約2~3週間かけた風力乾燥。島内の薪だけを使って平釜で薪をくべること約12時間。平釜で丹念に攪拌を繰り返し時間をかけて煮詰め、遠心分離機による脱水は行なわず自然脱水で一度脱水した後、天日干しで乾燥。手作業で微細な異物を取り除いて仕上げられた、長い時間と手間をかけて手仕事の製塩にこだわった逸品だ。「きりっ」とした塩味は料理の仕上げ、メリハリを付ける引き締め役に最適。おにぎりやサラダなど素材と直接合わせたり、焼き魚にと旬の味覚をひきたてる調味料の主役に。活躍の場も広い。