隠岐諸島のおすすめ観光地ガイド
隠岐諸島とは
隠岐諸島は、島根半島の沖合約50kmに浮かぶ、大小180あまりの島々で構成される諸島で、大きく分けて「島後(どうご)」と「島前(どうぜん)(中ノ島・西ノ島・知夫里島)」に分類されます。
火山によって形成された独特の地形と、古代からの歴史・文化が共存する、まさに「知られざる絶景の宝庫」です。
島後(隠岐の島町)の観光地
ローソク島遊覧船
夕日が灯す奇跡の絶景。高さ20mの奇岩「ローソク島」に、夕日が重なる瞬間を船上から見る人気ツアー。
4月~10月の夕方に運行され、条件が良ければ「ローソクに火が灯ったような」幻想的な景色が見られます。
玉若酢命神社(たまわかすのみことじんじゃ)と八百杉
古事記にも登場する神を祀る神社で、境内にある「八百杉(やおすぎ)」は樹齢1000年以上、幹回り約15mの巨木で圧倒されます。
歴史ファンやパワースポット巡りに最適です。
白島展望台
隠岐の島町北部に位置する、白い断崖と青い海のコントラストが美しい展望台。
天気が良い日は遠くの島々も見渡せ、ドライブコースとしても人気です。
西ノ島町の観光地
摩天崖(まてんがい)
標高257mの断崖絶壁。日本有数の大スケールの海岸絶景で、牛馬の放牧風景とともに大自然の迫力が味わえます。
遊歩道や展望ポイントが整備されており、風を感じながら散策できます。
国賀海岸(くにがかいがん)
海に削られた海食崖や海蝕洞が広がり、奇岩や天然のアーチが多数点在。
クルージングで海上からも観賞可能で、摩天崖との組み合わせが王道ルートです。
中ノ島(海士町)の観光地
隠岐神社
鎌倉時代に隠岐へ流された後醍醐天皇を祀る神社。
静謐な森に囲まれた神社で、歴史と神話の深さを体感できます。
海士町後鳥羽院資料館
隠岐に配流された「後鳥羽上皇」にまつわる史料や文化を展示する施設。
歴史好きにはたまらない、知的好奇心を満たすスポットです。
知夫里島(知夫村)の観光地
赤壁(せきへき)
火山活動によって形成された、真っ赤な断崖が海岸線に続く風景。
夕日とのコラボレーションが非常に美しく、隠岐でも屈指のフォトスポットです。
知夫里島の放牧地
島全体が牧場のような雰囲気で、牛や馬がのんびりと草を食む風景は、どこか懐かしさを感じさせます。
ドライブしながらの景観巡りにも最適な島です。
まとめ
隠岐諸島は、それぞれの島が異なる個性を持ち、大自然・歴史・神話・動植物・人々の暮らしが調和した特別な空間です。
訪れる島や季節によって楽しみ方が変わるため、周遊フェリーや観光船なども活用して、ぜひ複数の島を巡る旅をお楽しみください。