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隠岐(隠岐諸島) 観光ガイド

隠岐には松島などの観光スポット、蘇民将来符などの観光イベント、薬膳料理などのご当地グルメがあります。

隠岐諸島は島根半島の北側にある諸島を指します。現在は島根県の一地方として位置づけられていますが、当時は隠岐国として独立していました。主な島として知夫里島、中ノ島、西ノ島および島後の4つが挙げられます。しかし、大小合わせれば180の島々があります。

隠岐諸島の歴史は非常に古く、縄文時代には既に人が暮らしていたとされる形跡があります。また、当時から本土とは盛んに交流が行われていたという記録があり、石器や土器が出土しています。

また、流刑地としても知られており、多くの歴史的な人物が流された記録があります。たとえば、後鳥羽上皇や後醍醐天皇など、当時栄華を極めたような人物もこの島で暮らすことになったという記録が残っているのです。このことからも非常に長い歴史を持っており、たびたび記録に名前が上がっています。

現在の隠岐は観光用に定期船が出されており、島の近くをクルーズできます。また、洞窟巡りも行われており、乙姫御殿、滝見の岩屋、明暗の岩屋の3つを堪能できます。これらは、隠岐の一大観光産業として、カリブ島の「グロッタ・アズッラ」に優るとも劣らないと謳われる程のもの。一度見ておくべきと言えるでしょう。

隠岐で楽しめるオススメのグルメとして、「焼きめし茶漬け」と「薬膳料理」が挙げられます。これらは、隠岐の古くから伝わる伝統的な料理です。

「焼きめし茶漬け」は、通常は焼きおにぎりのことを指します。つまり、焼きおにぎりをお茶漬けのようにして食べるスタイルです。この隠岐のバージョンでは、「こじょうゆ味噌」として知られる特産の調味料を塗って提供されます。

こじょうゆ味噌は、麹を潰さずに使用されるため、独特のぷちぷちとした食感が楽しめます。もちろん、ごはんとの相性も抜群です。また、お茶漬けらしいスタイルで、薬味を加えて味をアレンジすることもできます。隠岐を訪れた際には、ぜひ試してみる価値のある一品です。

さらに、隠岐は海に囲まれており、新鮮な海の幸も堪能できることは言うまでもありません。ぜひ海の恵みも味わってみてください。

隠岐(隠岐諸島)のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

焼きめし茶漬け

合わせ味噌がまさにミソ!焼きおにぎりを茶漬けにした絶品めし

島根県の隠岐地方では、“焼きおにぎり”のことを“焼きめし”というそうだ。つまり、“やきめし茶漬け”は、その名のとおり“焼きおにぎり”を茶漬けにしたもの。まず、三角や丸形に握ったおにぎりに、しょう油と味噌の中間的な役割をする隠岐の伝統的な調味料“こじょうゆ味噌”を塗り、じっくりと焼き上げる。焼き上がったら器に盛り、のりやねぎなどの薬味を入れて、熱々の煎茶をかければ出来上がりだ。香ばしい味噌の香りが広がり、素朴な味わいがあとを引く心も温まる一品。...»

隠岐そば

薬味使いと出汁のコクが決め手の島根の“十割そば”は温も冷も◎

隠岐そばは古くから島民の間でも親しまれてきた、島根を代表する郷土料理。焼きさばやあご(とびうお)の出汁と十割そばが特徴。出汁は生の魚を焼いて出汁を取る方法を用いていることが多く、とても濃厚で深い味わい。蕎麦はつなぎを使わず100%蕎麦粉を使い、また太くて短い。ごま・ねぎ・ゆず・のりがなどを載せて味わう。ごまとゆずの風味がさばの生臭さを消し、旨味を際立たせる。ゆでたてのそばを器に盛り、熱いさば出汁をかけるのが一般的だが、地元産の芽かぶをのせて食べる冷たい「芽かぶそば」もとても美味。食べ方のコツとして、そば粉100%で切れやすいので、丼から直接かき込むように食べるのが通。観光の際にはぜひ味わいたい...»

寒シマメ漬け

冬に獲れるスルメイカ「寒シマメ」を、肝醤油で漬け込んだ

島根県隠岐郡海士町(あまちょう)では、日本海で獲れた新鮮なスルメイカをシマメ、冬の一番美味しい時期に獲れるスルメイカを、「寒のシマメ」あるいは「寒シマメ」と呼び、特に愛好されている。寒シマメ肝醤油漬けは肝を醤油に漬け込んだ特製肝醤油ダレと新鮮な上身を使った逸品。あたたかいご飯との相性は抜群。鮮度の良いイカを使用しているからこそできる、深みある旨みがたっぷり。地元民のみならず、隠岐を代表する土産物としても親しまれている。...»

隠岐松葉ずわいがに

絶品!旨味の秘密は漁法と漁場にあり

プランクトンが豊富で様々な魚貝類が数多く棲息する、日本有数の漁場となっている隠岐の「かご漁業」で獲れた雄の松葉ガニは、身も傷つかずたっぷりと栄養を蓄え、味も絶品であることから「隠岐松葉ガニ」として名高い。特に700g以上の大ぶりのカニは、漁獲した漁船の船名をつけ「隠岐松葉ガニ」ブランドとして価値が高い。松葉ガニに含まれるアミノ酸がカニの旨味を特徴づけているが、他にアデニル酸という成分がゆでることで旨味をいっそう引き出す。11月~2月が漁の解禁である。 旬 11月 12月 1月 2月...»

島根県産 岩がき

“かきの王様”は夏が旬!清浄な隠岐の海の幸は食べ応え抜群

隠岐の岩がきは、冬が旬のまがきとは別種で、中には1kgを超えるものもいる。味・大きさともにかきの王様といわれる隠岐の岩がきは、清浄な海域で自然の恵みを活かしながら養殖されるのが主流である。以前は夏場に限られた量を素もぐりで採集するだけであったが、平成4年から全国で早くから島根県の隠岐島で養殖に成功し、3月~7月の間に流通させることが可能となった。春先の岩がきは歯ごたえのある爽やかな味がし、新緑の季節になると、身太りし濃厚な旨味を感じさせる。 旬     3月 4月 5月 6月...»

隠岐牛

隠岐島で生まれ、ミネラル分豊富な地元飼料で育った黒毛和牛

“隠岐牛”とは、島根県隠岐島(海士町、西ノ島町、知夫村、隠岐の島町)でうまれ育った未経産のメス牛で、「日本食肉格付協会」で肉質等級が4等級以上の格付けをうけたものをいう。大自然が広がる隠岐の恵まれた環境で飼育が行われており、黒毛和牛本来の旨みが楽しめると評価が高い。ミネラル分を豊富に含んだ地元飼料を食べ、潮風を受けてのびのびと育てられる隠岐牛は、足腰が強く、免疫力も高く健康で、食味もしっかりしていて濃厚。しゃぶしゃぶや焼肉などで、サシ(霜降り)の美しさと旨みを堪能したい。...»

完熟海藻焼酎 わだつみの精

ほのかないその香りがクセになる完熟海藻焼酎

歴史と観光の島「隠岐」にある清酒・焼酎・リキュールを醸造する蔵元、隠岐酒造が造る焼酎。海洋を司る神「海神」の意味する“わだつみ”の名がついた完熟海藻焼酎“わだつみの精”。海の恵みによって生まれた海藻を原料にした“海藻焼酎いそっ子”を、樫樽で完熟するまで貯蔵し、風味たっぷりな琥珀色の古酒の精へと変身させた。3年間タンクで熟成させたいそっ子を、さらに樫樽で3年以上寝かせたものを使用しており、熟成された味が特徴。樫樽の香りの中でほのかにただよういその香りが味わい深く、健康志向の人にもおススメだ。アルコール度数は40度。オンザロックや水割りなど、様々に楽しめば、豊かで独特な香りがクセになるはず。...»

日本酒「隠岐誉 大吟醸」

“名水百選”にも選ばれた良質な水の恵みが生んだ隠岐の名酒

歴史と観光の島「隠岐」にある清酒・焼酎・リキュールを醸造する蔵元、隠岐酒造。対馬暖流のもたらす雨や霧により豊かな森に恵まれ、良質の水が島の至る所に湧き出し、環境庁選定の“名水百選”に選ばれた名水が2ヶ所もある隠岐。「隠岐誉 大吟醸」は、そんな自然豊かな環境の中で育まれた酒だ。そのなめらかで、きめ細やかな水を仕込水に、山田錦を45%まで磨き、出雲杜氏の伝統の技で丹念に醸造。果実のようなさわやかで芳醇な香りと、なめらかな飲みごたえは、みずみずしくきめ細やかでふくらみのある豊かな甘味。後味は酸味によるさわやかですっきりとした辛口で、10度~15度で楽しむのがおススメ。...»

海士乃塩

名水“天川の水”が生み出した、手仕事の製塩によるこだわりの塩

隠岐・海士町近海で漁獲された魚介類を使って食材を作る「ふるさと海士(あま)」が製造する“海士乃塩”は、日本名水百選の“天川の水”が流れ込む保々見湾の海水から作られた隠岐の島育ち。塩作りの要となる海水の濃縮は約2~3週間かけた風力乾燥。島内の薪だけを使って平釜で薪をくべること約12時間。平釜で丹念に攪拌を繰り返し時間をかけて煮詰め、遠心分離機による脱水は行なわず自然脱水で一度脱水した後、天日干しで乾燥。手作業で微細な異物を取り除いて仕上げられた、長い時間と手間をかけて手仕事の製塩にこだわった逸品だ。「きりっ」とした塩味は料理の仕上げ、メリハリを付ける引き締め役に最適。おにぎりやサラダなど素材と直...»

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