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芋煮(島根県)

(いもに)

日本三大芋煮のひとつ!島根県津和野町の芋煮

炙ったタイで出汁を取り、具はサトイモとタイのほぐし身のみ、仕上げに柚子の皮を添える澄まし仕立ての芋煮。サトイモの収穫期である秋に津和野町では「芋煮と地酒の会」が開催され、多くの人に芋煮や地酒が振る舞われる。

【歴史・由来】
青野山のふもと、津和野町の笹山地区は栄養豊富な火山灰土質に恵まれていることからきめ細かくコシの強い良質なサトイモが育つ。津和野では古くから秋の紅葉で色づきはじめる十五夜の観月会が各地で行われ、そこで酒を酌み交わしながら芋煮が楽しまれていたとされる。

【食べるシーン】
10月中旬に津和野町内で「芋煮と地酒の会」が行われ、多くの人でにぎわう。サトイモの収穫期である秋には、家庭でよく食される。

【作り方】
・下処理したサトイモを出汁で煮る。
・サトイモが柔らかくなったら、焼いた小鯛の身をほぐして入れる。
・調味料で味を調えて、柚子の皮を添えて完成。

【提供店】
秋限定で次のお店で食べられる。
寿司割烹あおき、季節料理とくまさ、鴎外村ふる里、のれん宿明月(石心亭、要予約)など。

【豆知識】
秋には、芋煮用の炙り小鯛がスーパーなどの店頭に並ぶ。島根県津和野町、山形県中山町、そして愛媛県大洲市の芋煮が日本三大芋煮とされる。津和野町で行われる「芋煮と地酒の会」では、この三大芋煮が無料で振る舞われる。

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名称
芋煮(島根県)
(いもに)

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