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津和野 益田 浜田 観光ガイド

津和野・益田・浜田には高島などの観光スポット、萬歳楽などの観光イベント、芋煮などのご当地グルメがあります。

津和野町は、島根県南西に位置する町です。明治維新前に津和野藩である亀井氏の所領とする城下町でした。小さな盆地に広がる町は、小京都として知られている他に、津和野駅はSLの終着駅にもなっており、山口市や萩の周遊で訪れる観光客が非常に多くなっています。

また、在日米軍基地がある岩国からも車での移動が可能なため、基地のいる職員や米軍兵士などといった、外国人も多く見る事ができます。

江戸幕府幕末の時期に、長崎から配流されてきたキリシタンへ、改宗の強要が実施された事実があり、森鴎外の出身地としても知られています。2005年に隣接していた日原町と合併して、津和野町となりました。日原町役場に役場は置かれることとなりました。

毎年の祇園祭の中で街中を練り歩く鷺舞は、津和野の代表的な風物詩であり、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

益田市は島根県の一部で、浜田市と並んで島根県西部、石西地域の中心に位置する都市です。浜田市と大田市と共に、石見三田と呼ばれています。島根県西部に位置しており、日本海に接しています。

市の中心は高津川下流に広がる益田平野の三角州となっており、明治時代から続く中心部の地域については、益田駅の東にある右田酒造の辺りにあります。益田市域の南の方については、中国山地の西方になるため、1,000m級の山々が連なる地域となっています。

特に2004年合併した美都地区と、匹見地区については、全地域のほとんどが山林となっています。なお、益田市の面積は、島根の県下の面積ではもっとも広い地域となっています。

浜田市は、島根県の西方の日本海に接したエリアを指します。旧石見国の中心地となっており、島根県の西部の代表的なエリアでもあります。益田市と大田市と共に石見三田と総称されています。

かつては大日本帝国陸軍の歩兵第21連隊が設置されており、山陰エリアを代表する軍の拠点でした。現在は、山陰有数の水産都市として発展しています。

津和野 益田 浜田のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

太皷谷稲成神社

山腹に鮮やかに浮かび上がる社殿

1773年に津和野藩の藩主が、藩と領民安寧のために京都の伏見稲荷大社から勧請を受け、三本松城(津和野城)の鬼門に当たる太皷谷の峰に稲成神社を創建。通称「津和野のおいなりさん」。 歴代藩主の崇敬を受け藩主以外の参拝は禁止されていたが、廃藩後は庶民も参拝できるようになり、現在は参拝に訪れる人の数が出雲大社に次いで島根県で2番目に多い。 表参道には石段が263段あり、 奉納された約1000本の鳥居が長いトンネルを造っている。 1923年に社殿(現・元宮)を建立。1969年に新社殿の拝殿・本殿が建てられ、遷宮が斎行された。古い社殿は「元宮」として現存し、分霊が奉斎されている。 「いなり」は通常...»

津和野カトリック教会

悲しい歴史が刻まれた畳敷きの礼拝堂

礼拝堂の内部は畳敷きで、色鮮やかなステンドグラスが美しい、ドイツ人シェーファーによって建てられたゴシック風建築の教会。 キリシタン殉教の慰霊のために1890年に建てられ、火災により、1931年に再建された。国の有形登録文化財。 殿町の古い街並みでひときわ目を引く存在。夜にはライトアップされる。隣接して殉教資料を集めた乙女峠展示室がある。 毎年5月3日には殉教者を偲ぶ「乙女峠まつり」が行われ、キリスト教関係者など県内外から約2000人が訪れミサが行われている。 乙女峠マリア聖堂1867年、大規模な隠れキリシタン弾圧事件が起こり、長崎浦上村の153名が津和野藩に送られた。乙女峠にある光琳寺...»

わに(サメ)の刺身

”わに”とはサメのこと!やわらかくあっさりとした味わいが美味

”わに”とはここでは軟骨魚類の”サメ”のことを指す。サメは体内に尿素を多く含むため、捕ってから数日経っても腐りにくく、昔は港から離れた内陸部でも刺身で食べられる唯一の魚だった。そこで日本海で取れた”わに”を刺身で食べる文化が、島根県南部から広島県北部の山間部に根付いたようだ。現在でも地元での人気は根強く、年末年始のごちそうとして食卓を飾る食材だ。サメの身はやわらかくあっさりとしているため、いくら食べてもお腹にもたれない。食べられるサメの種類はいくつかあるが、ネズミザメが最も美味だといわれている。...»

うずめ飯

地元で採れる山菜を主材にした津和野の郷土料理の代表格

茶わんに具と汁を入れ、その上に炊きたてのご飯を盛って“埋める”ことから「うずめ飯」と呼ばれる、津和野地方の代表的な郷土料理。椎茸・人参・かまぼこ・豆腐などをさいの目に切り、昆布だしで煮る。味付けはしようゆと塩で吸物より少し濃いめに。具と汁の上にセリ・もみ海苔・おろした根ワサビなどの山菜をのせ、その上にご飯をよそいふたをして、一呼吸おいて蒸らせば完成。ご飯にのった具の豊かな色彩とふたを取った時に立ち昇るワサビのかぐわしい香りが食欲を誘う、サラッとしたのど越しの縁起料理だ。 うずめ飯は、一見お茶漬けのように見えますが、ごはんの下には小さく刻んだタイや野菜が隠れています。この食べ方の起源にはさまざ...»

さば寿司(島根県)

新鮮なさばと、島根の風土が育んだ美米が織り成す極上の逸品

「さば寿司」は五穀豊穣を祝う秋祭りの伝統食として、島根県に伝わる郷土の寿司。中でも身が厚く、活きの良い秋鯖は、余分な脂が抜けることで、身はしまり旨味が凝縮され、塩でしめた〆鯖(しめさば)、焼き鯖、味噌煮など、ご飯にぴったりの総菜として広く親しまれている。なかでも、山陰の海で漁獲された新鮮な秋鯖と、ふっくらとして噛み応えのある地元の美味しいお米で作った寿司は絶品で、正に島根の風土が生み出した宝と言えよう。...»

メロンの粕漬

メロン特産地限定品。ポリポリとした食感と豊かな風味が人気

島根の特産品である“アムスメロン”はそのまま食べてももちろん絶品!それを贅沢に漬物にすることで、より芳醇な味わいが。もう一つの島根の特産品として注目されている。もともとは農家で生まれ育った郷土料理の一つで、間引きされた小さめのメロンを天日で干し、粕漬けするのが一般的だが、現在では漬物専門店などで商品開発をし、独自の漬け込みダレや、あえて大きく育てたメロンを使うものなどもあり、農家の味に広がりを持たせている。おかずの一品にも、お茶受けにもなる。ポリポリとした食感もたまらない。...»

芋煮(島根県)

日本三大芋煮のひとつ!島根県津和野町の芋煮

炙ったタイで出汁を取り、具はサトイモとタイのほぐし身のみ、仕上げに柚子の皮を添える澄まし仕立ての芋煮。サトイモの収穫期である秋に津和野町では「芋煮と地酒の会」が開催され、多くの人に芋煮や地酒が振る舞われる。 【歴史・由来】青野山のふもと、津和野町の笹山地区は栄養豊富な火山灰土質に恵まれていることからきめ細かくコシの強い良質なサトイモが育つ。津和野では古くから秋の紅葉で色づきはじめる十五夜の観月会が各地で行われ、そこで酒を酌み交わしながら芋煮が楽しまれていたとされる。 【食べるシーン】10月中旬に津和野町内で「芋煮と地酒の会」が行われ、多くの人でにぎわう。サトイモの収穫期である秋には、家庭で...»

どんちっちアジ

高鮮度で脂の乗った、トロにも匹敵する旬のアジ

島根県西部沖でとれる“マアジ”は、昔から脂ののりがよいとされ、旬の時期はトロにも匹敵すると言われ特に珍重されてきた。さらに、浜田港に水揚げされるマアジは他の産地よりも脂肪含有量が高く、4~8月の旬のころには10%、中には15%を超えるものもあるということがわかり、ブランド規格を設けたのが“どんちっちアジ”だ。脂がのった“どんちっちアジ”は、焼き魚をはじめ、様々な料理でそのおいしさが楽しめる。ひと味違う贅沢な味わいを楽しんで欲しい。 島根県西部沖には"カラヌス"と呼ばれる体の半分以上が脂で構成されているプランクトンが生息していて、4~9月頃にカラヌスが増えて、これが島根県西部沖のマアジの栄養源...»

島根県産 のどぐろ

一度は食べてみたい!島根の絶品「白身のトロ」

ぽっかり開けた口の中が真っ黒なことから“のどぐろ”と呼ばれるようになったこの魚、体は赤いので一般には“アカムツ”としてなじみがある。体長30センチほど、大きな目と口が特徴。深海に生息し、なかなか水揚げされないため、高級魚として取引されているが、地元でもお祝いの日の定番として人気が高い。まろやかでコクのある脂の乗りがよく「白身のトロ」「赤い宝石」などの異名があるほど。漁港の浜田などではセリや店頭で脂質含有量を測定し表示して取引しているのだとか。焼き物・煮物にすると格別。新鮮なうちは刺身もおすすめ。 「のどぐろ」という呼び名の発祥地ともされる浜田漁港の“のどぐろ”。浜田市では「浜田市の魚」に選定...»

浜田産 かれい

淡白な中にも上品な味わいがある一夜干しは絶品

島根県では種類豊富なカレイ類が漁獲される。中でも「浜田市の魚」に選定されるほど馴染み深いカレイは、ササカレイ・エテカレイ・ミズカレイの3種類がある。特にササガレイは高級魚の一つで11月~2月が旬。干し物は取れ立ての新鮮な魚のみを原料として加工し、流通段階で一回だけ冷凍するワンフローズン製法をとっている。生干しは焼いて食べるのが一番旨いが、バター焼きやムニエル、唐揚げにしても身離れが良いので子供でも食べやすい。 旬 11月 12月 1月 2月...»

島根県産 たまねぎ

じっくり育てあげた“磨きたまねぎ”は島根産ならではの味わい

「島根たまねぎ」は、国定の産地として名高い斐川町を中心に、益田市・大田市・安来市などの平野で栽培されている。特に斐川町を中心に採れる玉締りのよい「磨きたまねぎ」は、高い評価を受けている。出荷するたまねぎを吊るし乾燥させる「吊り小屋」の風景はこの地域を彩る風物詩となっている。栽培方法は、種まきを9月下旬に行ない、冬を通じてじっくり育てる。やがて春になると急激に大きくなり、「磨き玉ねぎ」としての風格を身につける。6月に収穫・乾燥・調整した後、出荷。食卓に旬としてお目見えするのは7月~10月となる。 旬     6月 7月 8月 9月 ...»

島根県産 とまと

トマト本来の完熟の甘み抜群!島根生まれの”ハウス桃太郎”

島根トマトはその主要品種「ハウス桃太郎」を中心に需要が年々高まっている人気食材。「ハウス桃太郎」は完熟の桃色トマトのため、糖度が高いのが特徴。旬の素材を活かした、トマトが主役のレシピには欠かせない食材である。産地としては島根県西部の益田市で出荷量の約9割が栽培されており、抑制栽培や減農薬栽培などの生産者側の努力が実り、出荷時期を4月~12月と長く食卓に提供でき、質と量ともに食材としての価値が年々高まっている。出荷先は広島市場を中心に、県内市場に出荷している。...»

源氏巻(銘菓)

津和野のおみやげと言えばこれ

源氏巻は、島根県鹿足郡津和野町の銘菓で、茶菓子として楽しまれています。薄い生地で包まれた紫色の餡は、伝統的に小豆を煮詰めた豆沙餡が使われています。 源氏巻の誕生には興味深いエピソードがあります。幕末に、津和野藩の御用菓子司である見墹情貫堂が、練った小麦粉を薄く焼いた生地に紫色の餡を詰め込んで、藩主である亀井茲監に進上しました。この時、藩主の正室である貢子(光安姫)が紫色の餡に感動し、「源氏物語」の一節からインスパイアされて「源氏巻」と名づけられたと言われています。 一説には、江戸時代の元禄の頃には、津和野藩主亀井茲親が吉良義央に辱めを受けていた際、危機を救うために家臣が吉良に献上した進物に...»

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