島根県の斐川町の西側、出西地区でしか育たないといわれる出西しょうがは、しょうが特有の繊維が少なく、ぴりっとした辛味を持ち、上品な風味が漂う逸品。栽培の歴史はおよそ400年あり、かつては大名へ献上品として重宝された。生でそのまま丸かじりしてもおいしいといわれる出西しょうがは、薬味として活躍する以外にも、千切りでサラダ風にしたり、天ぷらや漬物、煮物、ご飯と一緒に炊く等、どんな調理法にも良くあいおいしく食べられる。粉末やジャムに加工されたものもあるので、出西地区を訪れた際はお土産にもお勧めだ。
旬 7月 8月 9月 10月 11月