松江エリアは島根県東部に位置し、島根半島と宍道湖、中海に囲まれたエリアです。松江の主な見所としては、「宍道湖」や「島根県立美術館」があります。
宍道湖は周囲長47kmの汽水湖で、海の潮位の影響を受ける湖として知られています。また漁業も盛んな湖としても有名で、宍道湖における漁獲量の9割を占めるシジミは、全国的にもブランドとして認知されています。
また宍道湖は観光スポットとしても大変人気があり、その理由の一つに夕日を上げることができます。宍道湖に沈む夕日は日本一の美しさとも言われており、日本の夕日百選にも登録されています。夕刻になると夕日に合わせてサンセットクルージングも楽しめるため、神々の大地に沈む夕日を求めて多くの観光客が訪れます。
島根県立美術館は、山陰最大規模を誇る宍道湖に面した美術館です。展示物の構成も、絵画、版画、工芸、写真、彫刻といった主だったジャンルの美術品や芸術品を扱っており、多くの美術愛好家に親しまれている美術館として知られています。また同美術館は宍道湖に面していることから、美しい夕日が鑑賞できるスポットとしても人気の美術館です。
玉造温泉エリアは島根県松江市玉湯町玉造にある温泉で、山陰を代表する温泉地として知られています。近隣の主な見所としては、「松江城」や「出雲玉作資料館」があります。
松江城は、出雲松江藩の初代藩主である堀尾忠氏によって1611年に築城された城郭で、城跡は国の史跡に指定されています。
またその天守は国宝に認定されており、織田信長の安土城から豊富秀吉の大阪城へと受け継がれてきた、正当な天守の形を今に残すのはこの松江城のみと言われています。そのため全国で現存する12天守の内、国宝で唯一の正当天守閣を見ようと、多くの観光客が訪れるスポットとして有名です。
出雲玉作資料館は、古代の玉作りの技術と伝統を紹介する全国で唯一の玉作り専門の資料館です。館内では旧石器時代の遺跡から発掘された採掘品の展示や、江戸時代末期に出雲めのう細工として再び始まった歴史的な背景を知ることができる展示物などを見ることができます。近隣では玉作り体験ができるスポットなどもあり、観光客に人気があります。
松江城は、島根県松江市に位置する江戸時代の平山城です。山陰地方で唯一現存する天守を持ち、国宝に指定された5城の一つです。他の国宝指定の城には犬山城、松本城、彦根城、姫路城があります。松江城の跡地は国の史跡にも指定されており、その歴史的価値が高く評価されています。 ...»
松江フォーゲルパークは、宍道湖畔に広がる、世界有数の規模を誇る花と鳥のテーマパークです。32ヘクタールの広大な敷地には、約8,000平方メートルの展示温室やフクロウセンター、展望台、様々な鳥の飼育舎などがあり、年間を通して多くの人々を楽しませています。 展望台と景観 標高53メートルの展望台からは、園内や宍道湖を一望でき、晴天時には大山(伯耆富士)も見ることができます。ペンギンの散歩や飛行ショー、フクロウとの触れ合い体験も人気です。園内はバリアフリー設備が完備され、ほとんどの施設が車椅子対応となっています。 園内施設 長屋門・フクロウセンター 純和風建築で、フクロウセンターでは20種...»
泉質は硫酸塩泉で、硫酸イオンやメタケイ酸をバランスよく含み、化粧水に匹敵する潤い効果を持つ成分を含んだ温泉。 奈良時代開湯といわれ、清少納言の枕草子(1000年頃)に「湯はななくり湯、玉造の湯、有馬の湯」と書かれている古湯で、神の湯として知られた。 三方を山に囲まれた温泉で、玉湯川沿いに桜並木が続き、旅館が軒をつらねる。 数寄屋造りの純和風旅館や近代的なホテル、ツツジを眺めながら、庭の中の露天風呂にゆっくりつかれる宿もある。旅館の料理はコイの姿造り、松葉ガニ、モロゲエビ、スズキなどが名物。 古来、勾玉や管玉の生産地として栄えた地で、勾玉オブジェが点在している。玉作湯神社には、願い石と呼...»
島根県の東北部に位置する宍道湖は、周囲約45km、全国で7番目に大きい湖で、淡水と海水が混ざりあう「汽水湖」。宍道湖の周囲にある松江市・玉湯町・宍道町・斐川町・平田市各水域は、季節ごとに海水の混じり方が微妙に異なっており、魚介類の宝庫である。なかでも、スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ、シラウオ、コイ、シジミの七種頸の魚介を用いた郷土料理が”宍道湖七珍”だ。これらは市内の店で食することができる。また、この宍道湖七珍の頭文字を取り、相撲足腰(スモウアシコシ)と語呂合わせで覚えることができる。...»
トビウオ(あご)の新鮮なすり身に、出雲地方に伝わる「地伝酒」を加えた調味料を練りこみ、金ぐしに筒状に塗りつけ、炭火で香ばしく焼き上げたものが「あご野焼き」。原寸サイズは直径7~8cm、長さ70cm、重さ1.5kgとかなり大きく、外皮の香ばしさ、あごの身に練り込まれた酒気の瑞々しい食感などが美味しさの特徴だ。最近は、冷蔵されたすり身で年中焼かれているが、やはりトビウオが旬を迎える5~7月頃に作られたものが絶品。また、焼きたてを手でちぎって豪快に味わうのが地元お薦めの食べ方だという。...»
島根県の宍道湖で採れるシジミは黒くて粒が大きいヤマトシジミで、宍道湖七珍(スズキ、ウナギ、コイ、シラウオ、アマサギ、モロゲエビ、シジミ)の一つにも数えられる。宍道湖は日本一のしじみの産地で、ヤマトシジミは全国で約2万トンの漁獲があり、そのうち約40%は宍道湖でとれているのだ。「宍道湖しじみ」のブランドは全国的に有名である。小船の上から長いシジミ掻きを水中に下ろしてシジミを探っている漁師の姿は宍道湖の風物詩としても有名だ。海水と淡水の混ざった「汽水湖」という珍しい育成環境のため、大変身が柔らかく、家庭では味噌汁に仕立てるのがほとんどだが、すまし仕立てにしても格別だ。...»
スズキは出雲神話にも登場する宍道湖を代表する出世魚で、宍道湖七珍の一つにも数えられるほどの名物。昔、大橋川の漁師が焚火の熱灰の上で魚を焼いて食べているのを当時の松江藩主・松平不昧公が見て、是非にと所望したところ、灰が付いたまま差し出すのはあまりに恐れ多い、と奉書に包み蒸し焼きにして献上したところ、大変喜ばれたというのがスズキの奉書焼の始まりだという。その料理のあまりの美味しさに、松江藩のお止め料理となり、明治維新まで、庶民は口に出来なかったとされている。 宍道湖は、島根県北東部に広がる湖で、約1万年前に形成されたとされています。湖の面積は国内7番目に広く、風光明媚な湖面から「日本百景」にも選...»
どじょうすくいの安来節で知られる安来市は、どじょう鍋・どじょう汁・唐揚げなどで有名。ドジョウは多くのカルシウムを含み、その量は中サイズのドジョウ7匹程度で一日のカルシウムを補えるほど。またドジョウに含まれるタンパク質は、ウナギと比べて脂肪が少なく、カロリーは約3分の1でかなり健康的。それ以外にも、ビタミンDが豊富に含まれ、内臓を温めて体の余分な水分を取り除き解毒する作用があり、お肌を健やかに保つコラーゲンも含まれていている。...»
麺は、中太でやや縮れており、少し鹹水(かんすい)の匂いがする。昔ながらの松江のラーメン店の多くが、同じ製麺所のものを使っているといわれている。スープは塩味で、脂浮きが少なく、ほとんど透明に近い。塩ダレを使わず、最初から塩味がついているところが多い。スープの出汁は豚骨と鶏ガラ中心だが、松江の特産品、しじみから出汁をとるものも。小さなバラ肉チャーシューや、青ネギ・細モヤシ・メンマなどを具に使っており、値段が安いのも特徴だ。...»
笹の新葉が大きくなる5月上旬~6月中旬頃、月遅れの端午の節句に欠かせないのが笹巻き。もち米の粉にうるち米の粉を混ぜ合わせ水を加えた団子に、笹の葉を4~5枚巻いて茹でたもの。地区や家によって様々な工夫や技巧がこらされていて、その形も様々である。季節になると、一家総出で役割分担して作る楽しい家庭の行事でもある。また、笹は香りや見た目の清々しさだけでなく、その殺菌力で団子を守ってくれる。一度に作っても日持ちするので、忙しい時の間食や子供のおやつ、保存食としても活躍してくれる。 笹巻きは、練った米粉を熊笹で巻いてゆでたもので、旧暦の端午の節句に根付いた伝統的な食べ物です。田植えの骨休みや代満、7月2...»
豆腐めしとは、冬至の前後に作られる家庭料理で、乾煎りした豆腐・山菜を炊き込み飯にしたもの。どんどろけめしとも呼ばれ、豆腐を炒める時の音が雷に似るため名が付いた。豆腐めしは、元来、葬儀の賄いをした女性たちが、賄いが終わった後で食べていたものがその起こりだという。もとは、豆腐に大根や菜っぱを加えただけの簡素なものだったが、しだいに具を増やして山菜を豊富に使ったものになり、今では島根の郷土料理にもなっている。 鳥取県でも東部から中部地域で郷土料理として、どんどろけ飯が親しまれています。どんどろけ飯は、豆腐や地元産野菜を使った炊き込みごはんのことです。方言で「雷」を指す「どんどろけ」は、油をしき、...»
島根県では、四季折々の食材に生薬のナツメ、クコ、松の実などを使った薬膳料理を提供するお店が各地にみられる。多くの食材をバランスよく組合せ、食する個人個人の健康状態に合わせた食材を選ぶことにより、身体の精気を補うことができるとされる薬膳料理。“医食同源”の考え方を受け継ぎ、体に良いだけでなく彩も鮮やか。島根県に点在する薬膳レストランでは、親しみやすいメニューをアレンジした料理が多く、ランチなど気軽に楽しむことができる。...»
清水精進料理は、天台宗の古刹 安来 清水寺の境内にある四つの料亭旅館で味わうことができる。県立自然公園にも指定された安来 清水寺は、四季折々の自然溢れる美しい景観を楽しめる名高い寺。その風景を楽しみながら頂く精進料理は、質素なイメージとは異なり、ゴマ豆腐、飛竜頭(がんもどき)、山芋とノりの蒲焼き、湯葉、豆腐料理、てんぷら、コンニャクの刺身など、素材の持ち味を生かしながら巧みに加工した華やかなもので、一の膳から三の膳まで出てくる豪華なもの。まさに目で楽しむことのできる精進料理である。...»
津田かぶとは、主に島根県の松江市周辺を中心に栽培されている赤かぶの一種。旬は10月~2月上旬で、12月に収穫の最盛期を迎える。形状は、勾玉のように曲がった形をしており、外皮の上部が鮮やかな赤紫色で、尖端にいくにしたがって白い。近江の日野菜にも似た独特の香り高いかぶで、お漬物に最適とされ出雲地方の冬のお漬物の代名詞とし古くから愛されてきた。栽培・収穫に大変手間がかかり収穫量も少なく、地元で消費されるだけでほとんど県外では紹介されていない、“幻のお漬物”とも言われている。...»
島根県の東北部に位置する宍道湖(しんじこ)は、周囲約45km、全国で7番目に大きい湖で、わずかに塩分を含む汽水湖のため魚種が豊富。日本一のしじみの産地で、宍道湖で採れるシジミは黒くて粒が大きいヤマトシジミ。ヤマトシジミは全国で約2万トンの漁獲があり、そのうち約40%は宍道湖でとれているのだ。宍道湖は日本一のヤマトシジミ産地であり「宍道湖しじみ」のブランドは全国的に有名である。国産品の佃煮がシェアを減らす中、島根県はしじみの佃煮は、高く評価されている。小船の上から長いシジミ掻きを水中に下ろしてシジミを探っている漁師の姿は宍道湖の風物詩としても有名だ。古来よりしじみは肝臓の守り神と言われ、しじみに...»
宍道湖で採れるシジミは黒くて粒の大きなヤマトシジミで、宍道湖七珍(スズキ、ウナギ、コイ、シラウオ、アマサギ、モロゲエビ、シジミ)の一つに数えられている。島根県の東北部に位置する宍道湖(しんじこ)は、周囲約45km、全国で7番目に大きい湖で、わずかに塩分を含む汽水湖のため魚種が豊富。『大和しじみ』はシジミ科の二枚貝で、河川の河口など淡水と海水が入り混じる汽水域の砂礫底で見られるが、干潮になると水がなくなるような干潟にも生息できる。ヤマトシジミは全国で約2万トンの漁獲があり、そのうち約40%は宍道湖でとれているのだ。宍道湖は日本一のヤマトシジミ産地であり「宍道湖しじみ」のブランドは全国的に有名であ...»
”高麗人参”は、江戸時代に中国から日本に伝わり、当時の松江藩は、幕府からの認可を得て栽培をはじめた。その作業の多くを大根島の島人が支えたことから、、松江藩が廃止され、明治時代に入っても島をあげて人参振興に取り組み、大根島産の高麗人参は、世界に誇る特産品となったようだ。現在も高麗人参そのものはもちろん、粉末やエキスを使った菓子や茶など、様々な加工品が販売されている。高麗人参には人参サポニンという成分が含まれており、疲労回復、解熱、血圧調整、肝機能強化作用など、幅広い効能が期待される。...»
江戸時代の代表的な茶人としても知られる、松江藩第七代藩主、松平治郷ゆかりの島根県松江市は、京都や金沢とならぶ日本三大菓子処のひとつ。城下町の風情を色濃く残す市内には、現在でも和菓子の名店が多くある。代表的な和菓子は、紅白一対になっている落雁(らくがん)で、手で割ったときのデコボコが山と川のように見えることから、その名がついたといわれる“山川”や、求肥に若草色をした寒梅粉がまぶされ、上品な甘さとモチッとしながらも歯切れの良い食感が絶品の“若草”など。その他にも昔ながらの味わいを守る多数の銘菓が味わえる。...»
安来市の清水寺は、587年に開かれたという長い歴史を持ち、現在は観光地としても親しまれている古刹。その安来 清水寺の名物が”清水羊羹”。中国で食べられていた羊の肝料理が日本に伝わり、修行僧たちが肉の代わりにあずきやくず粉などを蒸して固め、羊の肝に見立てて作った精進料理が由来だといわれる。水あめを入れて練り上げられているので、舌ざわりが良くなめらかで、あずきの味がしっかりと出ており、甘過ぎず食べやすい。最近では女性が気軽に食べられるミニタイプも登場し、人気を博している。...»
“地伝酒”は、熊本の赤酒、鹿児島の地酒に並ぶ“灰持酒(あくもちざけ)”と呼ばれる出雲に古くから伝わる酒。一般的な日本酒が“火持酒”と呼ばれる加熱殺菌で保存性を高める酒であるのに対し、 アルカリ性である灰を投入して酸性である酒を中和させて好酸性殺菌の育成を阻害して保存性を高めた。これらの製法を生かした“出雲地伝酒”は、みりんに比べて甘みが半分と少なく旨みが多いため、素材の持ち味を生かす最高の調味料に。伝統の天然旨みとして、今も出雲地方の郷土料理の基調となっている。製造する米田酒造(よねだしゅぞう)は、1896年(明治29年)の創業。「茶の湯」を中心とする城下町の豊かな食文化に育まれた水の都・松江...»
島根県松江市の地ビール“ビアへるん”。名称は、松江市にゆかりがある「雪女」「ろくろっ首」などの怪談の作者、小泉八雲(本名ラフカディオ・ハーン)の愛称「へるん先生」にちなんでつけられた。ラベルの中央上にある肖像画がへるん先生。 ビールの種類は“ヴァイツェン”、“ペールエール”、“ピルスナー”、“縁結麦酒スタウト”などの定番に加えて“しんじ湖MOON”といった限定醸造もおこなっている。...»
明治2年に創業以来6代に渡って酒造りに携わっている酒蔵が世に送る自慢の逸品が「金鳳 純米酒」。大きな粒を持ち、酒米としては一級品といわれている山田錦を60%まで磨き上げ、その旨みをしっかりとした味として引き出すことで、存在感のある飲み口と強いコクを感じられる仕上がりになっている。この味わいの強さは、しとやかな味の和食と仲が良いだけでなく、軽めのソースを使った洋食や中華料理等の味にも負けず、味わいのハーモニーが楽しめるという。...»
水の都・松江市の郊外にある山の麓からこんこんと湧き出る清らかで良質の湧水と、昼と夜の温度差が大きい山間部で栽培された山田錦を100%使用したこだわりの地酒。口内で広がるような旨味と豊かな香りで、後味が軽やかな大吟醸「豊の秋」は、すっきりとした風味にこだわり飲みやすくするために、伝統的な酒槽(さかぶね)でできるだけ圧力をかけずにしぼっている。華やかで透明感のある果実や花の香りが特徴だ。冷や又は10℃位に冷やして大ぶりの器で楽しみたい。和風料理だけでなく洋風、中華風の料理とも相性がよさそうだ。...»
島根県東部に位置し、安来節で名を馳せる安来市。明治2年(1869年)に創業以来6代に渡って酒造りに携わっている酒蔵、金鳳酒造は130年の歴史とともに、この地に居を構える。酒米の代表格として名高い山田錦を原料米として用い、果実のような芳醇な香りをつくり上げた。また、酒袋という袋に絞る直前の完全発酵したもろみを少しづつ入れ、自然に滴り落ちる雫のみを集める斗瓶取りが手作業で行われている。そこからさらに約一年間氷温貯蔵して熟成するなど、作り手の総力が結集された一本だと言っていいだろう。...»
日本三大民謠のひとつ「安来節」に合わせて踊る“どじょう掬い踊り”に使う「ひょっとこの面」と、青い水玉模様の手ぬぐいをモチーフにした山陰地方の代表銘菓である。1967年に販売を開始した昔ながらの上品な味、しっとり白あんの入ったおまんじゅうでお茶はもちろんのことコーヒーや紅茶にもよく合う。ほっかむりをデザインしたパッケージと愛らしい表情がユニークでお客様に笑顔を届けるおまんじゅうとして世代を越えて愛されてるのだ。定番の白あん以外にも新たに島根県、鳥取県の名産品とコラボレーションをし、抹茶餡、チョコ餡、いちご餡、二十世紀梨餡、栗を使ったこし餡も仲間入りした。...»
縁結びの総本山である出雲大社があり、古くから縁結びの地として知られる出雲地方では、さらなるご利益を願う「縁結びスイーツ」が近年登場している。その縁結びスイーツのひとつが「松江 縁結びマシュマロ」だ。フランボワーズ(ラズベリー)とトロピカルフルーツを混ぜ込んで紅白に仕上げたマシュマロを赤い糸で結んだ縁起もの。ふんわりとしながらもジューシーな味わいは、紅茶やお茶との相性も抜群。松江市の洋菓子店 Patisserie Cuire(パティスリー・キュイール)で購入することができる。...»
自然豊かな奥出雲の山野に巣箱で、ハチが集めた自然の蜜だけを養蜂家がひとつひとつ手作業で採集する昔ながらの方法でつくられる奥出雲の山蜜“アカシア”。この、クセがなく控えめな甘さが特長のアカシア「奥出雲の山蜜」をたっぷり使用し、他の素材の良さを十分に引き出しながら、上品な甘さに仕上げたフランス菓子の洋菓子店「松江クロード CLAUDE」のロールケーキが、“奥出雲 山蜜ロール”だ。ふんわり黄金色に焼きあげたロール生地で、甘さを抑えた生クリームを包み込んだ。生クリームには、大山で放牧された牛の乳で作った生クリームを使っている。...»
やや濃厚な味わいのプリンだが、なめらかでクリーミーな口当たりなので、しつこい甘さもなく後味もすっきり。お口の中に甘さがとろけるようにやさしく広がる美味しさで、「スイーツグランプリ」などマスコミでも多くとりあげられるフランス菓子の洋菓子店「松江クロード CLAUDE」のプリン。美味しさのヒミツは、バターをはじめとする水や牛乳、粉、卵などの素材を厳選して贅沢に使用しているから。中でも、オーナーがその味に惚れ込んだ山蜜“アカシア”と“パスチャライズ牛乳”は地元が生んだ絶品素材。奥出雲の山蜜“アカシア”は、自然豊かな奥出雲の山野に巣箱で、ハチが集めた自然の蜜だけを養蜂家がひとつひとつ手作業で採集する昔...»
地元の、縁結びの神様である出雲大社で恋愛成就他を祈願していただいたという、島根でしか手に入れる事のできない出雲大社祈願恋愛おみくじ付きのどら焼。1913年に創業の松江を代表する菓子処“福田屋”がコラボレーションした、神話の国出雲ならではの話題の銘菓だ。職人がひとつひとつじっくり焼き上げたソフトな舌触りと甘い香りが口の中に広がる、名店ならではの優しい味わい。大納言小豆と抹茶、バターと魅力的な3種類の味を楽しむことができ、選ぶのに悩んでしまいそうだ。美味しい味とおみくじ、ご利益~と楽しみが広がる人気の島根土産に。...»
紫蘇には、殺菌や抗菌をはじめお腹の調子を整え、香りにはリラックス効果も。最近ではアレルギーを抑える働きも注目。そんな様々な効果が期待できる紫蘇を、お茶から摂る事ができるのが日本茶専門店 お茶の三幸園の“紫蘇入り健康番茶”だ。秋摘みの番茶を香ばしく煎り上げた“出雲番茶”と松江市内の紫蘇農家で栽培された赤紫蘇を乾燥して仕上げた“紫蘇茶”をブレンド。番茶がベースなのであっさりと香ばしく飲むことができ、冬には温かくして香り高い紫蘇番茶を、夏には冷たくひやして麦茶代わりに楽しむ事ができる。丹精込めて育て上げた茶葉を集め、茶葉ごとの個性を引き出した一品だ。...»
若草は松江藩七代藩主・松平不昧公の御歌に由来して命名された、松江の代表的な銘菓である。茶人としても後世に名を残した不昧公が茶道の手引きとしてまとめあげた「茶事十二ヶ月」のなかで、若草は春の茶席の主菓子としてあげられていた。 しかし時の流れと共にその伝統の技術は途絶え、製法がわからなくなっていたところ、明治中期、彩雲堂の初代・善右衛門が古老や茶人の言い伝えをもとに研究を重ね、「不昧公好み」である若草を蘇らせたと伝えられているのだ。彩雲堂は、明治7年に創業の松江の老舗菓子処。...»
江戸時代の高名な茶人でもある、松江藩第七代藩主松平治郷が、自らの流派“不昧(ふまい)流”として茶道を広めたことから、島根県では煎茶道が発達し、現在においても、日常的によくお抹茶を飲む習慣が根付いているお茶文化がある地域である。城下町・松江を中心に、厳選された上質な茶葉を使ってて煎茶、抹茶等の、深い味わいと香り高い銘茶が製造されている。出雲の茶は、深い甘みの中にほのかな苦みと、まろやかな喉越しが楽しめ、二番、三番煎じでもおいしいことから「煎が利く銘茶」といわれている。また、秋や冬に収穫される番茶の味が良いことでも知られ、番茶を茶せんで泡立て、好みの具とご飯少々を入れて食べる“ぽてぽて茶”という郷...»